精子や精液とはどのようなものなのか

ヒトでは、一般的に性交や自慰行為による陰茎等への性的刺激により射精が誘発されます。
ここでは、精子や精液はどうやって作られるかや精液の臭いや色、味の違いはなぜ起こるのか、精液は性感染症を媒介しやすい理由について紹介しています。

精子や精液とはどのようなものなのか 目次

精子や精液はどうやってつくられるのか
精子とは
精子は精原細胞から成熟た精子へと変化します
精子は一生にどれくらい生産されるのでしょうか
人それぞれ違うヒトの精液について
精液は何でできているのか
精液の色の違い
精液の臭いの違い
精液の味の違い
精液や膣液になぜ性感染症のウイルスが多く含まれるのか
精子を元気にしたり精液量を増やすサプリメント紹介
天然ミネラルが豊富な擬黒多刺蟻100%の漢方サプリメント
ペニス増大と精子や精液の健康を促す成分が詰まっているサプリメント

精子や精液はどうやってつくられるのか

精子とは

精子は雄の精巣内で発育する子どもを作るための細胞です。
L-アルギニンや亜鉛、核酸(DNA)等で構成されています。

精子は精原細胞から成熟た精子へと変化します

精子は精巣でつくられますが、誕生したときは精原細胞という精子の素の状態です。
これが70日間をかけて精子へと成熟します。

精子は誕生後、精巣上体と呼ばれる器官に移動し成熟・蓄積しながら射精を待ちます。
精巣上体には、最大10億程の精子が貯蔵できると考えられており、射精1回あたりの精液に含まれる精子数は通常1億~4億程だといわれています。

精原細胞から精子へと成熟する流れは以下。

  1. 精粗細胞から精原細胞
  2. 精母細胞(2n)へと体細胞分裂し
  3. 精母細胞から精娘細胞(1n)
  4. 精子細胞(1n)と2度の減数分裂
  5. 精子の成熟完了

そして、射精を迎え体外に排出された精子は数時間程度で死滅します。
一方、頸管内や子宮内、卵管内に排出された精子は数日程度の生存が可能です。

精子は一生にどれくらい生産されるのでしょうか

  • 男性は10歳くらいから精通がおこります。
  • 5000万匹~1億匹生産します。
  • 平成23年の日本人男性の平均余命が79.44歳で約79歳とします。
1年間の精子生産量
5000万(匹)×365(日)=18,250,000,000(匹)
10歳から79歳までの生産量
18,250,000,000(匹)×(79-10)=1,259,250,000,000

男性の一生に生産される精子の数はおよそ1兆2592億5千万匹です。

人それぞれ違うヒトの精液について

精液は何でできているのか

射精は精子分泌液が混ざったものが排出されます。
この精液に含まれる精子は1%程度。残りの液体成分を精漿といい、精嚢液が70%、前立腺液が30%程度といわれています。

精嚢からの分泌液には果糖が多く含まれています。
細胞内部に栄養源をもたない精子が鞭毛運動(移動するためにスクリュー上の毛を回転させる運動)を起こすエネルギー源に用いられます。

前立腺液にはクエン酸が多く含まれ、pH(酸性・アルカリ性の程度)を弱アルカリ性に維持し、精子の生存を助ける。また、精液をさらさらの液体したり、精子が受精しやすくなる環境も作り出します。

精液の色の違い

ヒトの精液は、射精直後は濁った白色ないし黄白色の粘り気のある液体です。
そして射精後、精液は通常10分程経過すると、ほぼ透明のさらっとした液体に変化します。

また、精子や分泌物の量やその日の健康状態によって色は変わってきます。
人によってはピンク色や赤黒い点々が混じっている場合がありますが、前立腺内に出血が起き手いる可能性があります。泌尿器科を受診しましょう。

精液の臭いの違い

精液は初期状態は無臭です。
しかし、時間とともに臭気を発するようになります。その臭いは一般に、栗の花のような臭い、塩素系漂白剤のようといわれます。

精子の臭いが強い、イカのような生臭さがある場合、不衛生な状態のペニスから発生する垢の腐敗臭であると考えられるため清潔に保つ必要があります。
また、尿道が炎症を起こし膿んでいるばあいにも特有のニオイを発します。

精液の味の違い

個人差や体調によって苦い、甘い、しょっぱいと違いますが、苦い味がすることが多いといわれています。
これはアルギニンなどのたんぱく質や果糖、クエン酸、スペルミン、数種のミネラル(亜鉛、セレンなど)、酵素などが精液に含まれておりそのバランスが日によって異なってくるからです。

精液の主成分であるアルギニンはは苦味のもとになります。
果糖は甘味のもとになり クエン酸は酸味のもとになります。
しかし、酸性であるクエン酸とアルカリ性であるアルギニンが中和され精液が弱アルカリ性に変化するため、苦味は薄くなるようです。

精液や膣液になぜ性感染症のウイルスが多く含まれるのか

精液や膣液自体は皮膚に付着したり、飲みこんでも無害です。
しかし、HIVや梅毒など性感染症のウイルスを保菌している場合は感染率が高まります。
それは、精液や膣液の分泌液が血液を素に作られるためです。

精子を元気にしたり精液量を増やすサプリメント紹介

精子や精液状態を健康に保つためには、ふさわしい栄養をとることが第一です。
精子が不健康だったり減少する、精液環境が悪い場合には男性が原因の不妊症にもなります。

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